INSS料率表の改定:実際に何が変わったのか?

給与明細で INSS(社会保険料) の控除額が変わったことに気づきましたか?料率が上がったと思われがちですが、実はそうではありません。

実際に何が変わったのでしょうか?

実は、7.5%から14%という料率自体は一切変わっていません。変更されたのは、最低賃金の引き上げに伴う各所得区分(フェイシャ)の上限金額です。

累進方式の仕組み

INSSは給与全額に一律の税率が適用されるのではなく、累進方式で段階的に計算されます:

  • 給与の最初の一部には7.5%
  • 次の部分には9%
  • その次の部分には12%…という流れです。

計算例(総支給額 R$ 5,000.00 の場合)

新しい料率表では、控除額が以前よりも減少するケースもあります:

  • 旧料率表 (2025): 合計 R$ 509.60。
  • 新料率表 (2026): 合計 R$ 501.83。

上限額が引き上げられたことで、給与のより多くの部分が低い料率の区分にとどまるため、最終的な負担が軽くなることがあるのです。

まとめ: 給与明細の変動は増税を意味するのではなく、料率表の更新による影響である場合がほとんどです。

海外企業向けの会計業務に関するご質問は、ぜひ ORGATEC までお問い合わせください。